広島県警の学生ボランティア「スリーアローズ」がランニングパトロール

 広島県警の学生ボランティア「スリーアローズ」がランニングパトロール広島県警が事務局を務める学生防犯ボランティア団体「スリーアローズ」が地域の安心感の向上と自主防犯意識の高揚を目的に、ランニングパトロールを行った。団体にはメンバー約80人が名を連ね、子供見守りや防犯キャンペーンといった活動に参加している。

団体代表の呼び掛けでパトロールの実施に至り、メンバー6人が参加した。代表から「すれ違う人へのあいさつの徹底」「不審者等を発見した場合の迅速な通報に備えた携帯電話の所持」などポイントの説明があり、ビブスを着用したメンバーが街頭へと出発(写真)。途中、公園に立ち寄り、建物や遊具の裏など視認性の悪い場所を中心に点検するなどして、見せる活動で地域の安心感の醸成を図った。

参加したメンバーからは「走ってパトロールをするだけだと思ったが、すれ違う相手からあいさつが返ってくると気持ちがよかった」「自分が住む地域でもランニングパトロールを広めていきたい」「今回が初めてだったが継続して行いたい」などと好評だった。