警視庁小岩署がお笑いコンビ「尼神インター」と特殊詐欺被害防止キャンペーン

警視庁小岩署はお笑いコンビ「尼神インター」の誠子さんと渚さんに一日警察署長を委嘱し、管内にある江戸川女子中学高等学校で特殊詐欺被害防止キャンペーンを実施した。全国地域安全運動に合わせた取組みで、高校1年生と2年生の生徒約600人が参加した。

この日、警察官の制服に身を包んだ誠子さんと渚さんは、署での委嘱式を終えると同校へ移動。福島裕二署長のあいさつに続く講話では、三坂太生活安全課長とともに「オレオレ詐欺」「預貯金詐欺」「還付金詐欺」等、生徒の祖父母世代に当たる高齢者が被害に遭いやすい特殊詐欺の手口や、若者が被害に遭いやすい詐欺・悪質商法の手口である「偽ショッピングサイト」「キャッチセールス」「デート商法」等を軽妙なやりとりを交えて紹介し、被害防止のポイントを伝えた。

キャンペーンの締めくくりには、同庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」も登場。「おじいちゃん、おばあちゃんを、詐欺被害から守るぞ!」「ATMで携帯電話をさせないぞ!」「怪しい契約はしないぞ!」の掛け声にあわせて生徒と登壇者が拳を掲げ（写真）、特殊詐欺被害防止を宣言した。