京都府警鉄警隊が痴漢被害リーフレットを刷新
京都府警鉄道警察隊は、痴漢被害者や痴漢対策講座などで配布していたリーフレットを刷新した。従来のリーフレットを見た被害者や講座受講者から「女性が被害に遭っているイラストを見ただけで、被害当時のことを思い出してしまう」との意見が寄せられたことを受けたもの。刷新したリーフレットでは、被害を想起しにくい擬人化した中性的な動物キャラクターをイラストに採用し(写真)、トラウマの軽減を図っている。
被害を目撃した第三者が、なんらかの形のアクションを起こすことを促すため、「女郎花(おみなえし)」の花(花言葉:親切)をイメージした黄色を基調とし、男性でも手に取りやすいように配慮。「すべての鉄道利用者に思いやりと親切心を持ってもらいたい」との願いを込めたという。