警視庁高輪署でテロ対策・災害対策のパートナーシップ研修会開く
警視庁高輪署は地域住民との危機意識の共有を図り、官民一体となったテロ対策・災害対策を推進するため、港区高輪の品川プリンスホテルで「高輪パートナーシップ」研修会を実施した。
参加したのは同パートナーシップに参画している地域住民等約120人のほか、同署員、本部災害対策課員を含む計137人。3年ぶりの開催で、新型コロナウイルス感染症対策を徹底、入場者を制限したほか、WEBでも同時配信した。
研修の前には、本部公安機動捜査隊による不審物件対処要領の講話、警備一課によるテロ・ゲリラ情勢についての講話も行われた。
災害対策課員による講話「災害への備え」では、「地震・雷・火事・オヤジ」(オヤジはオオヤマジで台風のことだとする説がある)に絡めながら、災害発生時に身の安全を確保するためのポイントを解説したほか、ズボン、ネクタイ、ペットボトルで作れる簡易救命胴衣やリュックサック等の防災術を課員による実演を交えて紹介した(写真)。