埼玉県吉川署でオリジナル特殊詐欺抑止ポスターを制作
埼玉県吉川署は吉川地区防犯協会の協力を得て、オリジナルの特殊詐欺抑止ポスターを作った。完成した約200枚を金融機関やコンビニのATM付近、駅に掲示し、被害に遭わないよう市民に注意を促している。
管内で詐欺被害が多発していることから、被害抑止活動の一環として武藤清和副署長が製作を発案。2種類あるポスターでは、犯人と被害者が電話で会話する状況をイメージした写真を添え、「電話の向こうの男は、こんな男かもしれない それ詐欺です!」と呼び掛けている(写真)。
写真のモデルとなった被害者役、犯人役はいずれも署員で、抑止活動に取り組む署の士気高揚にも貢献。実習期間中の若手女性警察官が管内の駅で受け子を職質検挙するなどの成果も上がっている。