広島県安佐北署がオオサンショウウオ「サンちゃん」を一日警察署長に

広島県安佐北署は7月10日、国の特別天然記念物・オオサンショウウオの研究で知られる広島市安佐動物公園で、交通安全広報・教育を目的としたキャンペーン活動を行った。土肥署長が地域住民に交通安全を呼び掛けた後、同園のオオサンショウウオのマスコットキャラクター「サンちゃん」に一日警察署長の委嘱状を手渡した（写真）。

管内のあさひが丘幼稚園の園児たちが交通安全宣言を読み上げたほか、「サンちゃん」と県警マスコットキャラクター「キラリマン」「モシカ」が共演。園児たちに安全な横断歩道の渡り方を実演し、交通ルールを守ることの約束を交わした。

キャンペーンは、同署と安佐北交通安全協会が協力して毎年行っていたが、ここ数年は新型コロナウイルスの影響で中止が続いていた。同協会の上田秀信会長（74）は「これからも子供が楽しみながら交通ルールを学べる企画を続けていきたい」と意欲的に話した。