岡山県倉敷署が美術館の名画とタイアップの防犯イベント行う
岡山県倉敷署は大原美術館とタイアップし、防犯イベント「名画で広める安全・安心のまちづくり」を開催した。防犯に関して同美術館と行う初めての試みで、中村道範署長と森川政典副館長が「グータッチ」で連携を確認(写真)。地域安全推進員や少年警察協助員の防犯ボランティア、マスコミに、コラボ制作の防犯広報啓発用うちわを披露した。
うちわには、県出生の洋画家で、同館に多数の作品が展示されている児島虎次郎の名画「和服を着たベルギーの少女」を取り入れ、「ART SAFETY」「みんなで声をかけ合って防犯意識を高く!」とのメッセージで注意喚起している。中村署長や森川副館長、防犯ボランティアが、来館者や、同館など多くの文化施設が所在する倉敷美観地区を訪れた市民に配り、「うちわの名画を鑑賞し、防犯意識を高めてください」などと呼び掛けた。