愛知県常滑署が防犯カメラの効果的な設置を促進

 愛知県常滑署が防犯カメラの効果的な設置を促進

愛知県常滑署は、専門的知識に基づく防犯診断・指導による防犯カメラの効果的な設置を促進している。

同署管内に出店を予定する大規模小売店舗との現地連絡会議では、防犯カメラの設置等防犯機器の活用について提案したが、出店事業者から「設置はしますが、現時点の詳細は未定」との回答を受けた。

過去の経験から、こうした回答は「出店事業者が工事に着工し、店舗のオープンに至る過程で、警察に防犯カメラの設置等に関する相談をし、必要な防犯カメラが十分に設置されることは期待できない」と想定。そこで、総合防犯設備士の資格を持つ警察官がいる同署は、専門的な知識を活用して

  1. 機器配置図(防犯カメラの設置場所を建築予定の図面に凡例で記載したもの)
  2. 防犯カメラ一覧表(凡例ごとの防犯カメラに必要な機能の説明を付した一覧表)

を作り(写真)、出店事業者に防犯カメラ設置の目安として提案した。