静岡県警が県石油業協同組合と大規模災害発生時の燃料調達協定結ぶ

 静岡県警が県石油業協同組合と大規模災害発生時の燃料調達協定結ぶ静岡県警は県石油業協同組合と「大規模災害発生時の警察の施設及び自動車等の燃料の調達に関する協定」を結んだ(写真)。

同組合には県内の燃料給油所の約9割が加盟しており、災害時の優先給油や協力体制の構築が目的。県警本部であった締結式で、山本和毅本部長は「災害対策を警察の最重要課題と位置付けて警備計画の見直しや体制整備を進めている。静岡県石油業協同組合のお力をお借りすることで、災害警備の拠点となる警察施設や活動する警察車両等に対する燃料調達の目処が立ったことは、県警察として心強い。今後も関係機関・団体のお力添えをいただきながら、災害から県民を守る対策を進めたい」とあいさつ。鈴木裕司理事長は「組合員への徹底を図り、災害の時には役に立つようにしたい」と話した。