埼玉県大宮西署の署員が「交通事故防止4コマ漫画」を制作

 埼玉県大宮西署の署員が「交通事故防止4コマ漫画」を制作埼玉県大宮西署は、交通総務係の荒澤愛巡査部長(29)が手描きした「交通事故防止4コマ漫画」(写真)を活用し、交通安全の広報啓発活動を行っている。

2児の母である荒澤巡査部長は、コロナ禍により自宅で子供と絵を描く機会が増えたことから、絵を事故防止に役立てることを思いついたという。「絵なら子供から高齢者まで幅広い年齢層に理解しやすい」と考え、これまでに「道路横断時のハンドサイン(手をあげる等)」「横断歩道上での歩行者優先」「反射材の着用」「早めのライト点灯」を内容とした4作品を制作。署ホームページでの公開、署内掲示、啓発キャンペーンでの配布を通じて周知を図っている。

署員はもちろん、交通関係団体にも好評で、今後は管内の保育園・幼稚園、小学校にも提供される予定。同署は荒澤巡査部長に署長賞を授与し、その功績を称えた。