香川県警音楽隊がテレビの密着取材受ける

 香川県警音楽隊がテレビの密着取材受ける香川県警音楽隊は木管楽器や金管楽器を主とした三つのアンサンブルユニットを編成しており、その一つの金管アンサンブルユニット「KPB240」が、西日本放送(RNC)の密着取材を受けた。

KPB240の名称は、「カガワ」「ポリス」「バンド」の頭文字と、平成25年に結成した当時のメンバー5人の年齢を合計したもの。コロナ禍で音楽隊全体での出動機会が減るなか、主に公民館や高齢者施設、敬老会などで、小編成の特性を生かした機能的な活動を行っている(写真)。昭和歌謡を中心とした、高齢者の心に刺さる選曲や演出が反響を呼び、すぐに次回の予約が入るといった人気ぶりだ。絶対に外さない鉄板曲は、旅の夜風、嘘、高原列車は行く、喜びも悲しみも幾歳月、誰か故郷を思わざる、街のサンドイッチマン、忘れな草をあなたに、学生時代、故郷、くちなしの花の10曲。

「かなり昔に流行したが、今はほとんど流れない楽曲を中心に選んでいる」とのことで、高齢者が喜ぶ曲で心をつかみ、曲間には交通安全や特殊詐欺防止の講話も披露している。