宮城県塩釜署でパラリンピックバドミントンで銀メダル・鈴木亜弥子選手が一日警察署長
宮城県塩釜署は年末年始特別警戒取締りにあわせ、東京2020パラリンピックバドミントンの女子シングルスで銀メダル、女子ダブルスで銅メダルを獲得した鈴木亜弥子選手(34)を一日警察署長に任命した。
同署管内の商業施設であった年末年始特別警戒出動式で、一日警察署長に委嘱された鈴木選手は特殊詐欺被害と交通死亡事故の撲滅の願いを込め、バドミントンのスマッシュを披露(写真)。「特殊詐欺撲滅」「交通死亡事故」と書かれた2枚のパネルに向かって連続でシャトルを打ち当て、会場から大きな拍手を浴びた。
式典後、鈴木選手は管内の七十七銀行塩釜支店で特殊詐欺被害防止キャンペーンに参加し、銀行利用者に「気をつけてくださいね」と声を掛けながら啓発チラシを配った。鈴木選手は「自分は絶対に犯罪被害に遭わないと思い込まず、常に危機感を持って行動してほしい」と話していた。