静岡県浜北署で地元運送会社と包括的連携協定結ぶ
静岡県浜北署は地元運送会社の浜名梱包輸送(株)と包括的連携協定を締結した。相互の専門的知識を活用し、犯罪や交通事故の起きにくい社会づくりに向けた取組みを効果的に推進する。警察署と個別の運送会社が相互の協力関係を確認し、包括的連携協定を結ぶのは県内で初めてという(写真)。
これまでも両者は、交通事故などに関する情報を共有していたが、相互に知り得た情報を犯罪抑止や交通事故防止に活用したいとの思いが一致し、協定を取り交わすことにした。今後、同社の全トラック(約300台)に備え付けられているドライブレコーダーの映像について、不審者情報などがあった際に、口頭による依頼だけで映像が確認でき、速やかな捜査への移行が可能となる。また「動く防犯カメラ」として昼夜を問わず、縦横無尽に街中を走り回ることから、防犯や交通事故抑止に効果が期待できそうだ。