愛知県警で金融機関・警備会社と連携した特殊詐欺対処訓練を実施

 愛知県警で金融機関・警備会社と連携した特殊詐欺対処訓練を実施愛知県警は「秋の安全なまちづくり県民運動」期間中(10月11日~20日)の3日間、金融機関や警備会社などと連携した特殊詐欺対処訓練を行った。被害の未然防止や被疑者検挙のため、官民の連携を強化することが目的だ。

訓練では、普段から寸劇などで啓発活動に取り組む防犯啓発専門チーム「のぞみ」のメンバーが高齢被害者に扮装。県内で実際に発生した還付金詐欺、キャッシュカード詐欺盗、オレオレ詐欺の3手口を、銀行のATMコーナーや公園(受け取り場所)などで再現した。

このほか、刑事部と連携した「だまされた振り作戦」などの検挙訓練、特殊詐欺被害防止コールセンターによる啓発訓練、郵便局員による窓口対応訓練、警備員によるATMでの声掛け訓練(写真)もあった。