京都府警鉄警隊が女子大と協働で痴漢防止のポスター作製
京都府警鉄道警察隊は京都女子大学と協働で、痴漢犯罪等の撲滅に向けた新たなポスターを作製した。府内の鉄道各駅や警察施設などで掲出されている。
同大法学部長の市川ひろみ教授が隊の広報媒体を目にしたことをきっかけに、ポスター作製プロジェクトが発足。参加した有志の学生4人と検討を重ね、「被害者に向けて注意喚起し、自衛を促す広報だけでは、痴漢等の性犯罪を抑止することは困難で、犯罪が行われている場所に居合わせた人が見て見ぬふりをせずに、何らかのアクションを起こし、被害者を孤立させないことが大切」との意見をデザインに反映させた。
ポスター披露の模様は、多くのマスコミに報じられ、同隊はプロジェクトに参加した大学に対し感謝状を贈呈した(写真)。