奈良県警察学校で初任科生対象の交通事故防止教養を実施
奈良県警察学校は初任科短期生55人が二輪車の日常点検の方法や特性、運転姿勢、運転技術、横断歩行者等妨害の交通取締要領などを学ぶ「交通事故防止教養」を行った。
県警では、公用車両が関係する交通事故の発生件数が高水準で推移している。交通機動隊員が教養の講師を務め、二輪車の日常点検では「ブタ灯燃料」を合言葉に、ブレーキ、タイヤ、灯火類、燃料の順に点検。学生はどのような状態が異常であるかについて確認したり、姿勢・目線・足の置く位置などがどのように運転に作用したりするかを理解した。このほか、四輪車運転席からの死角の体感、二輪の実技で安全確認やスラローム走行、走行する白バイに追従しての運転訓練にも取り組んだ(写真)。