愛知県春日井署が名古屋トヨペットと災害時の車両提供協定結ぶ

 愛知県春日井署が名古屋トヨペットと災害時の車両提供協定結ぶ愛知県春日井署と春日井市は名古屋トヨペット(株)をはじめとするトヨタグループ11社と、災害時における車両等の提供に関する協定を締結した。

各社は市内にプラグインハイブリッド車(PHV)の販売店や営業所などを持つ。市内で地震や台風などの災害が発生、または発生するおそれがあり停電に至った場合に、信号機等にPHVの車両を円滑に配備し、電力供給を可能とするもの。自治体や警察署、企業の3者がこの種協定を結ぶのは県内で初めて。

締結式では(写真)、鈴木田幸治署長が「PHVは緊急交通路を確保するための信号機の滅灯対策をはじめ、災害現場の現地指揮所への給電において非常に心強い」とあいさつし、伊藤太市長は「自治体と企業だけでなく、警察と3者で協定を締結できたことは、日ごろから市と署がスクラムを組んで連携している証であり、大きな喜びである」と連携をアピールした。