山形県酒田署で「ひまわりの絆プロジェクト」の花が咲く
山形県酒田署前に置かれたプランターのひまわりが、8月上旬に見頃を迎えた(写真)。連日の日照りや暴風雨に負けずに成長し、来署した住民を和やかな気持ちにさせている。
京都府内の交通事故で亡くなった男児が育てていたひまわりを地域に広め、命の大切さと交通安全を啓発する「ひまわりの絆プロジェクト」の取組み。今年度から初参画した。昨秋に府警本部被害者支援室から譲り受けた約300粒の種を、若手警察官が中心となって5月に植栽。種は市民や関係団体にも配布し、各地で花を咲かせた。
地域住民は、プロジェクトの経緯が書かれた立て札の前で足を止め、ひまわりを眺めつつ亡くなった男児へ思いを馳せていた。秋以降には収穫した種を交通安全関係団体などに配り、酒田の地に「ひまわりの絆」を広めていく。