長野県岡谷署が商工会議所のサイバーセキュリティ講座に講師を派遣
長野県岡谷署は岡谷商工会議所情報・サービス委員会が主催する「サイバーセキュリティ講座」に小林貴幸生活安全課長を派遣し、サイバー犯罪の現状や対策などについて企業経営者らに啓発した(写真)。
岡谷商工会議所は、精密機器製造業が盛んな県中央部に位置し、岡谷市の約1,400社が加盟する大規模な経済団体。テレワークやリモート商談を活用する機会が増えるなか、リスクが高まるサイバー犯罪被害について理解を深めようと初めて企画した。
講師を務めた小林課長はサイバー犯罪の手口などを紹介したうえで「被害はたかが知れていると油断するのは禁物。情報が漏洩すれば損害賠償を受けたり、顧客の流出につながる」と強調。「ソフトウエアは常に最新状態に保ち、不審なメールは開かないといった基本を徹底してほしい」と被害防止に警鐘を鳴らした。