埼玉県警が学校給食の牛乳パックに自転車ヘルメット着用の広報イラスト掲載

埼玉県警が学校給食の牛乳パックに自転車ヘルメット着用の広報イラスト掲載埼玉県警は、学校給食で長年にわたって県民に親しまれている「わたぼく森牛乳」を活用し、自転車乗車用ヘルメットの着用を促した。牛乳パックにヘルメットを着用する子供のイラストと「じてんしゃと ぼくのあいぼう ヘルメット!」の文言などを掲載(写真)。県内の小学・中学校716校の学校給食(日量約33万本)を通じて児童・生徒らに届けた。

実施期間は4月27日~5月31日。行田市に本社を置く森乳業㈱が取組みに協力し、イラストは本部交通総務課員が考案した。パックの裏面には「自転車に乗る時はヘルメットをかぶらないとダメなの」という質問に〝モリ巡査〟が「自転車事故は頭のケガがとても多い。万が一のときに命を守ってくれるからかぶろうね」と回答するイラストが描かれている。

取組みに対し、生徒からは「いつも飲む牛乳に書いてあったから分かりやすかった」「大丈夫と思っていたけど、これからはかぶります」、保護者からは「夕食のときに子供とヘルメットの話題になった。今後はかぶらせます」などの反響があった。同社には交通部長感謝状が贈呈された。