宮城県警交通部が県警駅伝大会に飲酒運転根絶Tシャツで出場
宮城県警は飲酒運転根絶を訴える内容のTシャツ(写真)を作り県警駅伝競走大会で、交通部のユニフォームとして所属の選手に着用させた。
Tシャツには、仙台育英学園高校書道部員が、書道パフォーマンスで記した書を載せた。16年前の平成17年5月22日、飲酒運転車両に巻き込まれ、多数の同校生徒が死傷した交通事故を「風化させない」との思いで、部員が飲酒運転根絶メッセージを揮毫。「大事な命を守る」との切実な願いが込められている。この交通事故を機に、県は同日を「飲酒運転根絶の日」として制定している。
大会に出場した交通部3所属が、赤・黄・青の3色を背景に、メッセージが書かれたTシャツを着用。大会を通じて、交通部員が一丸となり「飲酒運転は絶対に許さない」との強い決意を新たにした。