愛知県北署がタクシー会社と高齢者の詐欺被害防止等協定結ぶ

 愛知県北署がタクシー会社と高齢者の詐欺被害防止等協定結ぶ多発する特殊詐欺被害を防ごうと、愛知県北署はタクシー会社との高齢者の被害防止等に関する協定を結んだ。

締結したのは、高齢者と接する機会が多く、道路事情にも詳しい管内タクシー会社10社からなる「北区タクシー八日会」(保有台数約700台)。協定に基づき、各社のタクシードライバーが乗務を通じ、高齢者の詐欺被害防止活動や、行方不明者の発見活動などに取り組む。

同署が管轄する名古屋市北区には、約4万7,000人の高齢者が住む。人口に対する高齢者率も約3割を占め、市内行政区では2番目に多い。

協定の締結式で、甲斐誉司署長が、北区タクシー八日会の松川佳道会長と協定書に調印した(写真)。