北海道名寄署員がハーフマラソン大会出場で詐欺被害・少年非行防止を啓発

 北海道名寄署員がハーフマラソン大会出場で詐欺被害・少年非行防止を啓発北海道旭川方面名寄署は、今年で69回目の開催を迎えた「名寄市憲法記念ハーフマラソン」の会場で、特殊詐欺防止・少年非行防止の啓発活動を行った。

同マラソンでは、1994年リレハンメル五輪のノルディックスキー複合団体で金メダルを獲得した阿部雅司さん(55)が大会プロデューサーを務めており、同署の啓発活動に協力。大会本部ブースの一角で、選手受付時に声を掛ける形式で行い、署員らが詐欺防止のキャッチフレーズ「キャッシュカードは渡さない、暗証番号は教えない、『ATMでお金が戻る』はサギ」などを伝えた(写真)。

マラソンには署員もランナーとして出場し、雪が舞うなか力走をみせたが、入賞とはならなかった。署員は「マラソンは残念だったが、金メダリストによる声掛けはランナーや観覧者への啓発に大きな効果があった」と話していた。