福岡県東署で手作りの白バイ・パトカーのミニチュアを展示

 福岡県東署で手作りの白バイ・パトカーのミニチュアを展示福岡県東署の1階ロビーに、署員が製作した白バイ・パトカーのミニチュアが展示されている(写真)。本物がそのまま小さくなったかのような完成度の高さに、市民からは「ニュースを見て楽しみにして来ました」「本物みたいですね。子供が気にいったのでまた来ます」と、記念撮影などに訪れる親子連れで賑わっている。

ミニチュアは「管内住民が警察署をより身近に感じ、警察活動への理解を深めてもらおう」と、昨年12月から約3カ月をかけて手作りした。製作者によると、幼児・児童が実際に乗れるように「ポケットバイクと子供用乗用玩具をベースに、身近にある物やバイク・自動車の部品を加工して作った」。本物の白バイ・パトカーも参考に本物の外観に近づけ、機能面も前照灯、ウインカー、赤色灯、サイレンなどのスイッチを配置し「実際に作動するように配線も備え、幼児が楽しめるようにした」という。

今後、交通安全教育や署の啓発キャンペーン、警察官採用活動などに幅広く活用する予定。製作者は「特に子供に警察活動について興味を持ってもらい、将来おまわりさんになってもらいたい。子供の喜ぶ姿を見た保護者の交通安全意識の高揚にもつながれば」と期待を寄せている。