埼玉県浦和東署が地元中学生と協働し「手作りカード被害防止大作戦」

 埼玉県浦和東署が地元中学生と協働し「手作りカード被害防止大作戦」埼玉県浦和東署は、さいたま市立三室中学校から特殊詐欺の被害防止を呼び掛けるメッセージカードの提供を受けた(写真)。カードは生徒が授業の一環で作成し、同署は代表生徒や自治会役員と協力して管内の高齢者に配布した。

「手作りカード被害防止大作戦」と銘打った活動で、配布先は同校周辺に所在する高齢者宅。署員らがカードを手渡すとともに、生徒が出演する「被害防止呼び掛け動画」を視聴してもらった。また、中学校に待機している生徒が、携帯電話で「現金やキャッシュカードを見知らぬ人に渡さないでください」と訴えた。

訪問を受け、カードを手にした75歳の男性は「一人暮らしなので、詐欺の電話が掛かってきたら自分で対処しなければならない。カードを電話の横に置き、騙されないよう注意したい」と話した。