山形県山形署で非公式の特殊詐欺被害防止キャラクター「あわねべくん」誕生

山形県山形署で非公式の特殊詐欺被害防止キャラクター「あわねべくん」誕生コロナ禍に乗じた特殊詐欺の発生を防ごうと、山形県山形署は疫病をはらうとされる妖怪「アマビエ」にあやかった「あわねべくん」(写真)を〝非公式〟の特殊詐欺被害防止キャラクターとして考案した。

名称の「あわねべ」には、県民に親しみやすい山形弁で、特殊詐欺被害に「あわない」「あわないようにしましょう」との意味が込められている。生態として

  1. 電話に出ない=常時留守番電話に設定する
  2. みんなにすぐしゃべる=警察や家族に相談する
  3. まめなメール確認=県警メール「やまがた110ネットワーク」で被害発生情報などを収集する

の三つの特徴が設定され、市民に向けて被害に遭わないための具体的な対策を分かりやすく紹介している。

同署は「今後、各種活動を通じて市民に存在を知ってもらい、特殊詐欺被害防止に活躍させたい」と意気込んでいる。