福岡県公安委員会が五代目工藤會幹部に暴排条例の再発防止命令

福岡県公安委員会は特定危険指定暴力団五代目工藤會幹部(61)に対し、県暴力団排除条例に基づく再発防止命令を出した。
同會の別の幹部が昨年、北九州市の飲食店経営者からみかじめ料名目で金銭を脅し取ろうとしたとして逮捕されたことなどから、組員が同様の行為を繰り返すおそれがあると判断した。

命令内容は、同會組員が縄張りの設定・維持などの目的で飲食店や建設工事関係者の事務所に立ち入ったり、面会等の義務のないことを要求したりすることを禁止するように、配下組員に指示することを命ずるもの。期間は1年。