山形県尾花沢署が「せんぼんだんご」で詐欺被害防止を啓発
山形県尾花沢署は管内の和菓子製造会社の協力で、署広報キャラクター「振子万造」のラベルを貼った団子を配り、特殊詐欺被害防止を呼び掛けた。
「振子万造」は、同署が平成21年から詐欺防止の広報活動に活用しているオリジナルキャラクター。団子は、商品名の「最上川千本だんご」と「特殊詐欺にだまされません」の啓発文を掛けた「だまされま『せんぼんだんご』」とネーミングし、社会福祉協議会が毎月1回、弁当を届けるサービスにあわせて、今月7日に65歳以上の高齢者に配られた。
高齢者宅を訪問した署員は、留守番電話設定などを説明し「不審な電話があったらすぐ相談して」と要請。キャラクターに扮した署員が団子を手渡すと(写真)、高齢者は「皆さんに助けられながら安全な町で暮らせる。地域や警察に守られている安心感がある」と笑顔で受け取っていた。