愛知県常滑署がマネキン詐欺犯人をロビーに設置

 愛知県常滑署がマネキン詐欺犯人をロビーに設置多発するキャッシュカード手交型の特殊詐欺被害を防止するため、愛知県常滑署は年金支給日の6月15日、同署ロビーに詐欺犯人を模したマネキンを設置した(写真)。

来庁する市民に対し、被害に遭わないための合言葉「暗証番号を教えない、書かない、渡さない」を非接触で周知することがねらい。“犯人”は全身黒ずくめでインパクトが強く、写真撮影も可能。同署は高齢の親族への写真送付やSNSなどへのアップを依頼し、被害防止意識の拡散をねらう。

この日、同署を訪れていた来庁者は「びっくりしました。おもしろいですね。写真を撮って、合言葉をみんなに送ってあげます!」と笑顔で話していた。