京都府警鉄警隊で「遺失物・地理教示問い合わせQRコード表」を作成

 京都府警鉄警隊で「遺失物・地理教示問い合わせQRコード表」を作成京都府警鉄警隊は「遺失物・地理教示問い合わせQRコード表」をつくり、同隊京都駅南警備詰所で活用している(写真)。日本語・英語・中国語版があり、QRコードを読み込むと、それぞれの言語で鉄道会社等の遺失物ホームページのコーナーや、案内図のサイトにスムーズにアクセスできる。

同駅は新幹線・在来線、各種路線バスが発着するターミナル駅で、構内にはホテルやデパート、飲食街など、警察に拾得物が届け出られるまでに一時保管する施設が多数存在する。QRコードでは一時保管の施設も示され、落とし物をした直後であれば円滑な返還につながるという。

QRコード表は、外国人や観光客に親切で伝わりやすい案内をしようと制作。スマートフォン等のカメラの焦点が合いやすいように、府警シンボルマスコット「ポリスまろん」「ポリスみやこ」のイラストを配置するなど、目的のサイトを読み取りやすくする工夫が施されている。特に、外国人から「利用しやすい」と好評を博している。