福岡県警鉄警隊が九州全域走る鉄道車両で飲酒運転撲滅を広報
福岡県警鉄警隊は昨年末、県内全鉄道事業者と連携し、各社の列車前面に飲酒運転撲滅の広報用マークを取り付けた(写真)。一部列車が九州全域を走り、多くの人の目に触れるなど、大きな広報効果を上げている。
飲酒運転事故の遺族が代表を務めるNPO団体「はぁとスペース」と連携した活動。一昨年末は新幹線を運行するJR西日本と、旅客列車の運行がないJR貨物を除いた7事業者との活動だったが、今回はJR西日本から「駅での掲示」、JR貨物から「列車の機関車への取付と九州全域での運行が可能」との回答があり、県内全9鉄道事業者との取組みが実現した。