福岡県八幡西署で暴力追放総決起大会開く
福岡県八幡西署管内の官公庁、企業、地域住民など全業界・団体が暴力団排除で連携する「八幡西暴力追放総決起大会」が開かれ、同署と官公庁、企業など63団体の間で「暴力団等の排除に関する協定」が結ばれた。
各団体の代表者と警察署長との間で協定を締結するといった全国的にも例のない試み。締結に当たり、署員をはじめ署長自らが各団体に協定の趣旨を説明するなど、挙署一体の活動を展開した。市民全員でタッグを組み、特定危険指定暴力団「工藤會」をはじめとする暴力団の追放に全力を挙げる。
大会では、協定締結の63団体代表者ら約700人が参加し、宮崎範男署長が「協定の目的は『街の発展』と明記しており、暴力団排除はそのための手段」とあいさつした(写真)。