福岡県豊前署と豊前市が災害時の署代替施設協定結ぶ

 福岡県豊前署と豊前市が災害時の署代替施設協定結ぶ福岡県豊前署と豊前市は大規模災害発生時に同署庁舎が機能不全・使用不能になった場合に、市立図書館を代替施設として使用することを定めた協定を締結した。県警大規模災害業務継続計画に基づき、機能移転先となる代替施設を確保することが目的。市立図書館は鉄筋コンクリート造り3階建てで、1・2階には図書室や学習コーナー、3階には会議室(3部屋)、閉架書庫、倉庫がある。

調印式で(写真)、後藤元秀市長は「図書館を有事の際における警察の活動拠点として提供することは住民の安全・安心を守るための活動に役立てることであり、市としても喜んで協力させていただく」と述べた。両者は今後、機能移転訓練を継続的に実施する予定だ。