栃木県宇都宮東署が幼児・児童向けの反射材製作教室を開催

 栃木県宇都宮東署が幼児・児童向けの反射材製作教室を開催栃木県宇都宮東署では、幼児・児童が参加する反射材の製作教室を、警察署見学や秋祭りなどのイベントにあわせて開催している。

県内の過去5年間における「夜間の車対歩行者」の死亡事故の検証結果によると、歩行者が反射材を着用していたケースはわずか2件だった。反射材を着用していれば防ぐことができたと思われる事故も多数認められることから、同署は今年下半期から「みんなでピカッと宇都宮」をキャッチフレーズに、反射材着用の普及促進を強力に推進。同教室もその一環という。

反射材は、宇都宮市のマスコットキャラクター「ミヤリー」のイラストとキャッチフレーズ入りのシール(縦8センチ×横5センチ)になっていて、このシールをネームタグの裏面に貼付して使用する。ネームタグの表面に幼児・児童が描いた交通事故防止の絵を入れてオリジナルの反射材が完成(写真)。これまでの製作総数は500個にのぼる。