福岡県大牟田署では児童の「ニセ電話詐欺Kidsかせ隊」が活動
福岡県大牟田署は大牟田市立駛馬小学校と協働し、児童がニセ電話詐欺被害防止を呼び掛ける「ニセ電話詐欺Kidsかせ(気づかせ)隊」を発足させた。
活動初日の10月29日は、4~6年生の児童138人が数人ずつ43班に分かれ、校区内の独居高齢者宅約200世帯を訪問。胸に同署生活安全課員手作りの「ニセ電話詐欺Kidsかせ隊」バッジ(写真)を着け、教員や民生委員と各地域へと出発した。
児童は、事前に同署生活安全課員からニセ電話詐欺の現状、手口を学んでおり、訪問先では「電話でお金はすべて詐欺です。すぐに相談、110番してください」と積極的に注意喚起。自分たちで色を塗ったまっ太くん(県警ニセ電話詐欺被害防止機能付機器普及マスコット)が描かれた啓発チラシも手渡した。訪問を受けた高齢者は「子供たちから注意してもらってうれしかった。もらったチラシは電話機の近くに貼って注意したい」と笑顔で話していた。