兵庫県警が民間事業者と横断歩行者守り隊を発足

 兵庫県警が民間事業者と横断歩行者守り隊を発足横断歩道での歩行者優先の意識を市民に浸透させようと、兵庫県警は民間事業者と連携した横断歩行者守り隊「SCWT(スクワット)」の出発式を行った(写真)。

日本自動車連盟(JAF)の全国調査によると、兵庫県は今年、「信号機のない横断歩道」で歩行者がいる際に一時停止する車両の割合が、昨年の11.1%から43.2%へと大きく上昇。停止率の上昇値は全国1位となったが、残り6割の運転者の意識を改善するため11月5日~15日の期間中、広報啓発と交通指導取締りを強化することにした。

SCWTの名称は、セーフティ、クロスウォーク(横断歩道)、チームの英語の頭文字を並べた。県警のほかに、JAFやタクシー協会、トラック協会、バス協会が参画している。