愛知県東海署が小学生に「サイバーポリスゲーム」で授業

 愛知県東海署が小学生に「サイバーポリスゲーム」で授業愛知県東海署は、東海市教育委員会と市内の小学校と連携し、県警のサイバー犯罪対策課が開発した教材「サイバーポリスゲーム」を使った授業を実施した。

授業では、児童たちがサイコロを振り、コマが止まったマス目に記載された事例について話し合ったうえで、署員や教員たちと答え合わせを行い、インターネット上の犯罪への対処方法を楽しみながら学んだ(写真)。また、この日は東海市内の他の小学校の教員らも見学に訪れ、授業方法や生徒の様子について熱心にメモを取っていた。

授業の後、児童は「インターネットで知り合った人が犯罪者かもしれないと聞いて怖かった。ネットを使うときは注意したい」と話し、サイバー空間の危険を肌身に感じた様子だった。また、見学した教員からは「児童の被害防止のため、自分の学校でも取り入れたい」との要望が寄せられるなど、効果的な取組みとなった。