兵庫県警が市役所とサイバー攻撃合同対処訓練を実施

 兵庫県警が市役所とサイバー攻撃合同対処訓練を実施兵庫県警は、宍粟市役所で「サイバー攻撃合同対処訓練」を実施した(写真)。行政などと連携し、サイバー攻撃事案が発生した場合に備えて対処能力の向上を目指すもの。県警から本部公安第一課(サイバー攻撃特別捜査隊)、宍粟署など11人、市から6人、県から1人が参加した。

訓練では「市に届いたメールの添付ファイルを市職員が開封し、当該職員の端末が不正プログラムに感染し、金銭を要求する画面が表示された」という標的型メール事案を想定。市職員が状況確認や被害拡大防止措置を講じ、市幹部や関係機関への報告、警察への通報などの初動対応に当たり、県警が関係者への事情聴取、証拠保全などの活動に取り組んだ。