埼玉県警は道路管理者と合同で地震想定の交通対策訓練
埼玉県警は道路管理者等の関係機関と合同で巨大地震が発生したと想定し、緊急交通路の確保、交通検問所の開設、緊急通行車両等の確認事務などを内容とした訓練を行った。
「茨城県南部でM7.3の地震が発生し、埼玉県東部と茨城県に甚大な被害が発生した」と想定。交通部内の1課2隊と県内11署(加須署とその隣接署、各署若手警察官)の訓練参加者が緊急交通路指定予定路線の交通情報を集約し、災害対策基本法第76条の4の規定に基づいて道路管理者に道路啓開を要請。緊急交通路に指定した国道125号バイパスで、県警と道路管理者、県レッカー事業協同組合による放置車両排除訓練がそれぞれ行われた。また、道路上に交通検問所を設け(写真)、緊急通行車両等の確認事務、標章等交付の訓練も実施した。