山形県警察学校で学生主体の英会話サークルを結成

 山形県警察学校で学生主体の英会話サークルを結成山形県警察学校は学生が主体となった「英会話サークル」を結成し、8月から自主活動を推進している(写真)。

東京五輪の開催などを控え、今後の国際化社会に即応できる警察官を育成するため、同校では語学教養を強化。同サークルは「実務研修で外国人への地理教示ができなかった」との初任科生の反省を踏まえている。校訓の「自主・積極・創造」のもと、学生が自ら計画して積極的に取り組み、県警通訳員を講師に招き、巡回連絡や職務質問、地理案内などの実戦的な場面を想定した、ネイティブ発音による英会話にも挑戦中だ。

開始当初は恥じらいながら取り組んでいた学生も、徐々に大きな声で発音できるようになり「現場で生かしたい」「在外公館への憧れもあり、TOEIC試験に挑戦したい」などと意欲的に語る。反響も大きく、同校は今後も継続的に実施していく予定。