富山県警が大相撲・朝乃山関を暴力団追放大使に任命

 富山県警が大相撲・朝乃山関を暴力団追放大使に任命暴力団の排除を目指し、富山県警は9月25日、富山市出身の大相撲力士・朝乃山関(高砂部屋)を「暴力団追放大使」に任命した。5月の夏場所で優勝した朝乃山関の力強いイメージと絶大な人気にあやかり、県民の暴力団排除意識を高めたい考えだ。

県警本部であった任命式で(写真)、大原光博本部長から任命書を受け取り「私たち一人一人が暴力団には屈しない勇気と信念を持って、暴力団を追放していきましょう」と力強く呼び掛けた。この日、朝乃山関は啓発ポスターのモデルを務めたほか、暴力団排除のスローガン「利用しない」「恐れない」「金を出さない」「交際しない」の「暴力団追放三ない運動プラス1」を訴えるビデオ収録にも協力した。

朝乃山関が登場するポスターは県暴力追放運動推進センターの賛助会員などに配られる。ビデオメッセージは県警ホームページや11月の暴力追放富山県民大会で放映する予定だ。