福岡県田川署で高校・大学生ボランティアと「地域安全マップ」を制作
福岡県田川署は高校生や大学生ボランティアと協働した「地域安全マップ」の制作活動を実施した。
活動に参加したのは、県立西田川高校の生徒13人と県立大学の学生ボランティア15人。混成した5組の班に分かれ、マップづくりの経験者、またはマップづくりの講習を受講した大学生の指導で、高校生が主体となった制作活動に取り組んだ。
5枚のマップには、フィールドワークを通じて把握した、通学路を含む学校周辺の危険箇所などの写真、状況説明文が模造紙に貼り付けられた。班ごとにマップ制作の経緯を発表し(写真)、生徒からは「身近にいろんな危険箇所があることが分かった。ほかの人にも伝えたい」「小学校でも活用してほしい」などの感想が聞かれた。同署は今後、マップを関係機関と連携した見守り・パトロール強化、防犯カメラの設置などに活用する予定だ。