北海道函館方面が路線バス「パトカーバス」をお披露目

北海道警函館方面本部は函館バス（株）、函館方面防犯協会連合会などと協力し、パトカー模様に塗装した路線バス「パトカーバス」（写真）の完成披露式を行った。

パトカーバスは平成17年10月、全国初の施策として3台の運行を開始。車体の老朽化に伴い、3台の車両すべてが廃車になることから、新しく路線バス1台に道警マスコット「ほくとくん」などのラッピングを施した。車体横には「みんなで作ろう安心の街」などと防犯、暴力追放、交通安全に関する標語を、前面には函館の名所「五稜郭」を模した旭日章などをあしらっている。今後は、主に函館市中心部の路線で運行され、市民への啓発効果が見込まれる。

完成披露式には、方面本部長や同社代表取締役社長をはじめ、関係者約35人が参加。テープカットや幼稚園児による「よいこのお約束宣言」、車内でのバスの塗り絵展示などが行われ、全員で完成を祝った。