北海道西署が自治体と災害・テロ対策協定結ぶ

北海道札幌方面西署は札幌市西区と「西区における災害及びテロ等から市民を守る取り組みに関する覚書」を締結した。

これまでも両者は会議や訓練などで連携を図り、昨年の北海道胆振東部地震など大規模災害時には、区対策本部へのリエゾン派遣を行うなどして、情報の共有化などに努めてきた。今回の連携強化により、各種対策の推進が期待できる。この種覚書の締結は道内で初めてという。

札幌では今後、ラグビーW杯や東京五輪のサッカー競技が行われ、不特定多数の市民に対するテロの発生が懸念される。覚書では、協働でテロ事案の未然防止対策を講じることも盛り込まれている。同署では覚書に基づき、減災やテロ防止に向けた各種施策を推進し、市民の安全・安心を確保するとしている。