兵庫県篠山署オリジナルの「デカンショ節」制作
江戸時代から丹波篠山市で唄われてきた民謡「デカンショ節」を防犯や交通安全などに活用しようと、兵庫県篠山署は署員がオリジナルの歌詞をつけた「ササヤマケイサツデカンショ節」を制作した(写真)。
署内で5月から歌詞の募集を開始したところ、157作品の応募があった。幹部による投票で得票数の多かった作品のうち、警察活動に関する歌詞と、交通安全・防犯に特化した歌詞の各13作品を選出。8月に市とデカンショ節保存会会員が唱い手となり、各作品が音源化された。
市民が長年慣れ親しんでいる「デカンショ節」は、平成27年に「民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」として、日本遺産に認定されている。同署は今後、管内の防犯教室や交通安全教室などの機会を捉え、「ササヤマケイサツデカンショ節」を効果的に活用していく方針だ。