京都府東山署で閻魔大王の飲酒運転根絶ポスターを作製
飲酒の機会が増える夏本番を前に、京都府東山署は東山交通安全協会と協働し、飲酒運転の根絶を呼び掛けるオリジナルポスターを作製した。
ポスターには、六道まいりで知られる六道珍皇寺の閻魔大王像の写真を使用。「酒の臭いがしておる 嘘つくな!」と一喝する閻魔大王の顔の横に「飲酒運転厳禁」と啓発文をあしらい、インパクト抜群に仕上げた(写真)。嘘をつくと閻魔大王に舌を抜かれるとの逸話から着想を得たもので、制作には京都女子大学生活デザイン部が協力。同寺住職からも「閻魔さんの力で、悲惨な交通事故に直結する飲酒運転が1件でもなくなれば」と後押しを受けたという。
同署では、管内の酒類提供店舗やコンビニ等にポスターの掲示を依頼しており、飲酒運転根絶の機運が高まることに大きな期待を寄せている。