広島県警は元プロ野球選手を起用し特殊詐欺注意喚起広告を制作
広島県警はプロ野球・広島東洋カープOBで解説者の達川光男氏を広告塔に起用した特殊詐欺注意喚起広告を、地元紙・中国新聞に掲載した。
新聞広告は、達川氏が「『まさかこのわしが特殊詐欺に!』なんちゅうことにならんよう気をつけんといけんわ」などと広島弁で呼び掛ける内容。昨年1年間の被害総額や被害者の年齢層などのデータもあわせて記載され、不審な電話やメールは「警察に相談!」と喚起している(写真)。県内金融機関の協力で掲載が実現した。
県警ツイッターにも同じ内容の広告を掲載したところ、多くリツイートがあった。現役時代”グラウンドの詐欺師”と呼ばれた達川氏の呼び掛けは反響が大きく、県警は今後も同氏による広告の掲載を予定している。