石川県金沢東署が大相撲・輝関を一日警察署長に委嘱

石川県金沢東署は大相撲五月場所を終えたばかりの郷土出身力士・輝関(高田川部屋)を一日警察署長に迎え、特殊詐欺被害防止を訴えるキャンペーンを行った。

委嘱状交付を受けた後、輝関は署員約40人を前に「今後も相撲道に精進していきますので、皆さんも県民が安心して暮らすことができるよう一生懸命頑張ってください」と訓示。同署管内では今年4月末現在で、特殊詐欺被害が4件(総額265万円)発生しており、署前を通行する車両のドライバーに対し「特殊詐欺に注意してください」と声を掛けながらチラシを配った。

キャンペーンは報道各社に大きく取り上げられ、署員は「輝関の相撲のように仕事にも全力でぶつかりたい」と話していた。