滋賀県米原署が小学校で不審者対応訓練を実施

 滋賀県米原署が小学校で不審者対応訓練を実施滋賀県米原署は6月6日、米原市立山東小学校で2部構成の不審者対応訓練を行った。登校中の児童が殺傷される事件が全国で発生したことから、犯罪の脅威から子供の安全を確保することがねらい。全校生徒と教職員約190人が参加した。

第1部は刃物を所持した不審者が小学校に侵入したとの想定で、教職員による不審者対応訓練、110番通報訓練、児童の避難誘導訓練が行われ、第2部は避難先として集合した体育館で、児童が集団下校中に不審者と遭遇したとの想定でのロールプレイング訓練に臨んだ(写真)。

児童は、警察官から「もし不審者が出た時は、大きな声で助けを求めましょう」と教わり、「助けて」と大声で叫ぶ練習も行った。