北海道余市署の駐在所員が通学路の危険箇所をチェック
北海道札幌方面余市署は駐在所員が小学生やその保護者と一緒に、通学路の危険箇所などを確認する取組みを行った(写真)。
実施地区は道南西部に位置する積丹町の余別地区。地元小学生やその保護者など8人が参加し、余別駐在所員の指導を受けながら通学路などを見て回った。海沿いの同地区は強風にさらされることが多く、過去には老朽化した空き家の屋根の一部がはがれて落下したことがあり、駐在所員は「近くを歩かないように」と指導。また、地震で津波が押し寄せた場合に備え、全員で高台の墓地まで歩いて避難方法を確認した。
参加した児童は確認した危険箇所などをマップに記載し、今後、全校生徒の前で発表する予定。1年生児童は「津波の時に逃げる場所や危ない建物を教えてもらってよかった」と話した。同署は「今回参加できなかった児童や保護者にも情報を共有してもらえれば」と期待を寄せている。